8月31日から、9月3日まで、富山県の八尾町で、風の盆祭りがありました。その時、小説でだけ知っていた風の盆の祭りを一度見てみたいという気持ちで、お誘いいただいたランチェスター協会の主催のお友達旅行に参加させていただきました。会長は田岡佳子さん、そして事務方はなんとあの有名なサンマーク出版の竹端新社長。ランチェスター協会とは、弱者の戦略を小回りのきくパワーのある会社が大きくなっていくために、また自分より大きな会社に力ずくで叩きのめされたり、合併吸収されないための具体的な手法を数学的法則にのっとって教えている協会組織です。田岡さんはこのランチェスターの法則を企業化戦略に作り出した故・田岡先生の奥様です。私とは長年のお友達で、したがってサンマーク出版の竹端新社長も竹端さんとお呼びするフレンドリーな仕事を離れたおつきあいをさせていただいています。31日の夜9時半頃、現地着。そして、翌日の0時を過ぎる頃から胡弓の音が静かに密かに街のあちこちでしのぶような音を響かせ始めると八尾町は、この三日間終わらない眠らない街と化すのです。それこそ、夕方の3時にはじまった踊りと三味線、胡弓の町別の踊りの一群がそれこそ明け方の3時、4時、5時まで、街を練り歩き、見るものの心をうっとりと静かな興奮のるつぼに追いやるのです。
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