今回御紹介するのは雑草農法の熊崎さんです。左の写真を見ていただくと一目瞭然なんですが、砂利ばかりの痩せた地に立派なダイコンが植わっています。これが熊崎さんがなさっているEM雑草農法なんです。 　以前haru.で紹介した雑草農法ですが、そのときに比べ、４年経ってより一層技術に磨きが掛かったと、感心させられます。 そのもそも雑草というのは石がゴロゴロしたところに生えているもので、土からミネラルを引っ張る力があるものです。雑草ばかり生えているとことには、普通の野菜が育つはずもなく、土も栄養不足になっていると考えられがちです。だからこそ、除草剤という活性酸素材をまいて、雑草を枯らすのが普通の農業です。これだと土がそれらの毒物を吸い込んで、どんどんやせ細り、まともな野菜はとれません。 　熊崎さんの農法では、この雑草の引き出してくるミネラル、特に原子番号ではかなり重いミネラルを土の表土に持ってくるために、土の抗酸化緑が一挙にたかまります。従って、土の改良が、普通5年くらいかかるところが、雑草のすきこみをするだけで、5年分を半年で改良できるのです。そして彼の後継者達は20代で独立の方向を目指し、1500万円の所得をとれる農業者として自立しつつあるのだそうです。がんばれ熊崎さん！