9月28日に薬師寺でWSF主催4回目のイベントが、開催されます。安田先生は4年間で二回目の出演になります。今年のテーマは宗教と癒しというテーマでどういう話をされるのか今から楽しみです。4年の月日の中で人はさまざまに変わっていくものだ。というのをつくづく考えさせられるこのごろです。先週、話しましたようにこの回の二回目に出演していただいた草柳大蔵先生はすでに故人です。そして一回目に出演していただいた奥村秀夫先生、元国立衛生研究所の細胞研究室長であり、日本ヒト細胞学会理事長の日本の細胞研究の草分けであるこの先生が昨年ちょうど9月頃でしたか、会社を立ち上げるためにみんなから借りたお金が2、3億でそれに対して支払いができなかったため、日本ではじめてヒト細胞が担保1億5千万円の価値として差し押さえらた事件は新聞の一面扱いだったので、大変センセーショナルでした。
この先生は、正常細胞と異常ガン細胞とでは、死滅する温度差があることを発見され、その結果ガン細胞は高温に弱く、温熱療法でガン細胞を退治することができることを証明した先生で、大変すぐれた方です。どうして、このようなスキャンダラスな事件に巻き込まれたのかといえば、それはあくまでも科学者として生きてきたために大学退官後、すり寄ってきたすばらしい研究所を先生のために作りますからという詐欺師にひっかかり、その人がお金をすべて持ち逃げしてしまったあと、一人で責任をとらなければならない立ち場に追い込まれたのが真実だといえるのです。
私と安田暎胤先生とには、こうした大きな波乱の波が今のところ襲ってきてはいないのですが、人間、生きている限り何が起こるかわからないものです。だからこそ、日々、楽しくそして聡明に明るくできれば優しく深く、生きることが大切なのだと思います。そして安田暎胤先生は現在60代ですが、まさに宗教者として淡々と激務をこなしながら、日本中を走り回りながらなお、静けさを感じさせるすばらしい方です。私も一人の視聴者として安田暎胤先生の癒しと宗教の話を聞くのが今から楽しみです。当日、薬師寺でお目にかかるのも楽しみですが、あなたも薬師寺まで足を運びませんか。
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