2002.11/13・ためしてガッテン「リンパで健康、むくみスッキリ解消法」NHK
女性に多いむくみは、リンパ液が滞ることにより引き起こされます。
「リンパ管」とは、体内にある配水管で筋細胞や脂肪細胞などの組織の隙間にある体液を回収する器官です。つまり毛細血管には小さな隙間があり、そこから血液が漏れ出して細胞に栄養を運び、漏れ出した血液、「組織間液」を回収しているのがリンパ管というわけです。
36人の実験の結果、男性より女性、若い人より高齢の方がむくみやすいことがわかりました。これは筋力の低下による筋肉ポンプ作用の低下が原因と思われます。
むくみを防止するには、マッサージや張りの強いストッキング、つぼ押しサンダルなどが効果があります。また寝る前の水分補給は真水がよく、むくみやすい人は利尿作用のあるカテキンの含まれたお茶がよいそうです。女性の大敵・むくみにはこれらの方法を利用してすっきりと健康な毎日を送りたいものですね。
2002.11/20・ほっとモーニング「からだはエライ!健康ですか?あなたの肺」NHK
慢性閉塞性肺疾患 (COPD): 息切れ、たん、せきが慢性的に起こる。
(肺の病気)中高年齢層に多く見られ、21万人の患者がいる。
症状
@階段を上がるとき息切れがする
A2年以上咳とタンがでる。1年のうち3ヶ月以上。
B風邪を引くと息苦しさが強くなる。
注意点@禁煙A正しく薬を使うB風邪に注意C適度な運動
■コメント■
風邪をひいたと思っていたところ、タンや咳がなかなか治らない、その上息苦しさが強くなるといった経験はありませんか。1年のうち3ヶ月以上、咳やタンが続く場合、風邪ではなくて肺の病気つまり慢性閉塞性肺疾患です。中高年齢層に多く見られ、21万人の患者さんがいます。長年タバコを吸ったり、汚れた空気を吸うことによって起こります。息切れを防ぐには、腹式呼吸で十分に酸素を体内に取り込むことが必要です。また日常生活の注意点としては、禁煙、正しい薬の使い方、風邪をひかないようにすること、日ごろから適度な運動を心がけることなどの4点です。このようにあまり風邪が長引く場合は、肺の病気である可能性も高いので注意しましょう。
2002.11/21・スパスパ人間学「ガンコな疲れをとれ」TBS
たまった疲れを取るには、体を動かすことが良い。
仮眠、家事、バスケットボールの3種類の運動の翌日、乳酸値を計測。
仮眠と家事は実験前より乳酸値が高くなった。
■コメント■
3種類の運動量の異なった動作をした翌日の乳酸値を計測した結果、中途半端な動きよりも過激な運動をした後のほうが、乳酸値が下がり回復が早いことがわかりました。家事で疲れるよりも、バスケットボールをした翌日のほうが、気分すっきり元気になるようです。最大筋力20%以下の動きでは、毛細血管が開かないため、酸素が取り込めず乳酸値が下がりにくいのです。最大筋力20%以上の動きとは、ジョギングやテニス、登山などですが、その運動をしなくても、マッサージをすることで疲れをとることができるそうです。
疲労解消マッサージ: 第二の心臓、ふくらはぎを手のひらでマッサージする。ふくらはぎの側面にあるヒフク筋、後ろのひらめ筋を1,2,3、スーと押す。10回3セット。
日常の家事など、中途半端な動きではなかなか疲れが取れないのは納得できます。やはり、運動をして汗を流したほうが、健康的、精神的にも大変良いということは日ごろの経験からも理解できます。しかしマッサージをすることで、疲労回復につながるというのはありがたいことですね。早速試してみてはいかがでしょうか。
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