指田さんは、汗っかきで真面目でとってもピュアなNHKの番組ディレクターさんです。出会ったのは、6月21日夜9時からの女性向け番組で、ブラックフーズの秘密を探るというテーマで、一本作られるということで、研究所にお見えになったことからでした。
すでに、青春出版からこのテーマをサモメーターで実験したブラックフーズを食べて手があたたまる実験データつきで、まとめてあったので、番組協力はそれほど難しくはありませんでした。なんといっても、NHKの番組作りは、とても丁寧で他局では真似のできない丁寧さで、丹波に黒豆作りのおばあちゃんをたずねたり、プルーン作りのおばあちゃんをたずねたり、指田さんは全国を走り回り、何度もシナリオの書き直しを重ねながら、研究所にもまめに足を運ばれていました。
ブラックフーズのレシピ作りも非常に熱心で、渡辺さんといっしょに何品ものレシピを食べて、どれにするか決めるのですが、このブラックフーズ。おもしろいことに冷え性の人が食べると体があたたまって、手足がぽかぽかあたたかくなるのですが、一方、筋肉質の男性が食べたりすると、食べてるそばから汗がダラダラ。見ていて気の毒になるほどの指田さんでした。
暑いタイやベトナムでも、いっそう暑い夏場にフーフーいいながら、スパイス入りのしゃぶしゃぶ(タイすき)などを食べたりするのは、汗をかくことで気化熱470カロリーを使って体を冷やすメカニズムだと思います。だから、ブラックフーズも汗をかいたら体を冷やす.....。一方、冷えてる人が食べると体があたたまってぽかぽかする。指田さんは、今日も汗をかきながら最終原稿をチェックし、今もファックスでそのシナリオを研究所に送っている最中です。
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