2002.10/09・発掘あるある大辞典「癒しホルモン」CX
・ 疲れてくると脳のβ波が多くなり、血液分析すると癒しホルモン「セロトニン」が急激に減少。
・脳は神経伝達物質のひとつであるセロトニンに満たされることで平常心を保つ。
・脳内乳酸対処法・・・脳を休める(目を閉じる、睡眠、頭を冷やす。)
東邦大学医学部生理学部第一講座教授 有田秀穂氏
「セロトニン神経の働きを高めるには、規則的なリズムで意識的に行う腹式呼吸が効果的」
■コメント■
疲れてくると脳内のベータ波が多くなり、セロトニンというホルモンが急激に減少していることがわかります。セロトニンはストレスや恐怖を抱いた時、平常心にもどす働きがあり、疲れたときには目を閉じたり、睡眠をとったり脳を休めることが必要です。
そして癒しホルモンであるセロトニンの働きを高めるには、規則的なリズムで行う腹式呼吸が効果的です。鼻から深く吸って口から吐く腹式呼吸を規則的に行うのです。是非疲れたときに試してみてはいかがでしょうか。
2002.10/09・ほっとモーニング「体はえらい!病から身を守る免疫」NHK
免疫細胞は10種類ある。東京理科大 安部 良教授
マクロファージ:粘膜から入ったウイルスを退治する。
NK細胞:ウイルスに犯された細胞を壊す。
樹状細胞:ウイルスの破片をリンパ節へ運びリンパ球で抗体を作る。
風邪のとき、一週間から10日で撃退。
* ストレスがかかると、ホルモンバランスが崩れ、免疫力低下。
* ストレスと免疫:ストレスが長引くと免疫力が低下。
■コメント■
風邪をひくと体の中の免疫力というもので元気に回復します。風邪のウイルスが粘膜から入り、免疫細胞であるマクロファージ、NK細胞がウイルスを退治し樹状細胞がウイルスの情報をリンパ節へ伝えリンパ球で抗体を作るのです。そしてウイルスを退治します。風邪のとき1週間から10日で撃退します。免疫力は20歳をピークに徐々に低下します。ストレスがかかるとホルモンバランスが崩れ、免疫力低下。
ストレス解消法としては、適度な運動や好きな音楽を聴くことなど、毎日の生活を工夫して快適に過ごすことです。また食事面では、魚、肉などのたんぱく質、ビタミンA、Eなどの緑黄色野菜、そしてヨーグルトを摂取することです。
2002.10/05・世界の長寿村「世界の長寿村を紹介」NTV
家森 幸男 先生
1位 トルコ/タットワン村・平均年齢88歳
2位 イタリア/アルツァーナ村・サルディーナ島86歳
3位 中国/平安村(ピンアン村)85歳
4位 沖縄/玉城村
5位 グルジア
6位 長野県
長寿の秘訣
@ 果物を皮ごと食べる
A 塩分控えめ
B 水はミネラルの多いもの、カルシウムなど
C 肉は少なめに
D 乳製品を摂取
E 適度な運動
F 家族に囲まれた環境、愛情
■コメント■
世界の長寿村では、100歳以上の方が何人も元気な様子で見受けられ、平均年齢が80歳代という驚きの地域です。沖縄の玉城村では、カルシウムを含んだ水のおかげで長寿村に。中国の平安村では、茶油を使った野菜炒めを毎日食べることで健康に。イタリアのアルツァーナ村では子羊の皮を使ったチーズが乳酸菌を含み健康食に。トルコのタットワン村では、平均年齢が88歳で100歳以上の方が元気に草刈をしたり、魚を中心とした食生活で大家族に囲まれ幸せに暮らしています。
長寿の秘訣をまとめてみると、次のようです。@果物は皮ごと食べる。A塩分は控えめに。B水はミネラルの多く含まれたもの。C肉よりも魚中心の食生活。D乳製品は毎日摂取。E適度な運動。F家族の愛情に包まれている。
私たちも健康な生活を送るのに大変参考になりますね。普段皮をむいて食べている果物など、皮ごと食べてみてはいかがでしょうか。
|