2002.3/17・得するテレビ「ねこぜ」テレビ朝日
猫背の人に見受けられる間違った座り方
背筋力の低下・・背中が曲がる・・背骨のS字カーブが大きくなる・・代謝の悪化
・猫背を直す方法
@ 横向きに丸まって眠る・・寝返りでゆがんだ背骨を回復させる
A 息を吐きながら左右横に体を曲げる、3つでとめ、やりやすいほうに5回、他1回
手を腰に当てねじる運動、 斜め前に手を出し下方にねじる
B 停肺柱筋の強化
うつぶせ:足と首を1分間上げる
あお向け:かかとと頭を下につけて1分間腰を浮かす
■コメント■
自分の姿勢について何の関心もなく過ごしていると、どうしても前かがみな姿勢になりがちです。まず自分の姿勢に関心をもつことからきれいな姿勢が生まれます。洋服を身につけた姿も姿勢が良いととても美しく見えるのをご存知でしょうか。猫背の姿勢では、内臓が圧迫されて喘息などいろいろな病気とも関連してくるのです。座る時は、腹筋と背筋で背骨をささえて正しく座り、歩く時もお腹に力を入れて背筋で背中を伸ばします。自分を美しく見せる方法の一つとして日常的に姿勢に関心を持つことにしてはいかがでしょうか。
2002.3/18・クローズアップ「アルコール・赤くなる人はご用心」
日本人の4割がアルコールを分解できない(遺伝子を調べる)
・ 食道ガン、口頭ガンになる可能性が高い
アルコールと日本人
1割の人:まったく飲めない、20倍のアセトアルデヒドが体内に蓄積
4割の人:あまり飲めない、6倍のアセトアルデヒドが蓄積
6割の人:飲める、30分後に分解される
* あまり飲めない人が飲んでも良い酒量
日本酒1合、ビール中1本、ウィスキー1杯、ワイン2杯、
■コメント■
お酒を飲む場合、人によって体に対する影響が3種類に分けられます。日本人の6割は飲める人、1割はまったく飲めない人、残りの4割はあまり飲めない人です。これは遺伝子によって生まれつきお酒にたいする反応が決められています。
この4割のあまり飲めない人が、長期的に仕事の付き合いなどでお酒を飲みつづけると肝臓にアセトアルデヒドが蓄積され、食道ガンになる可能性が高いのです。食道ガンにかかった人を調査すると、7割がこのあまり飲めないグループなのです。最初あまり飲めなくてもだんだんと飲めるようになったと過信してお酒を大量に飲むのは避けたほうが良いでしょう。自分の体質を良く知って適量を飲むことが大切です。
2002.3/22・ホットモーニング「女性と漢方」NHK
野末 悦子産婦人科医
更年期:月経不順から始まりホルモンの働きが乱れ、自律神経の中枢の乱れが起こる。
漢方はその人の体質に合ったものを処方する。
どんな体質か? 気、血、水をみる
体は筋肉質か、皮膚につやがあるか、手足の冷えは感じないか、人と比べて疲れやすいか、声は力強いか、寝汗はかくか、1日でも便秘すると不快か・・などの質問中、「いいえ」が4つ以上:虚証 「はい」が4つ以上:実証
漢方の処方
虚症・当帰芍薬散 貧血、冷え性、月経不順
加味逍遥散 冷え、のぼせ、不安、眠れなくなる軽い便秘
実証・女神散 精神的イライラ、不安、肩凝り、
桂枝ぶくりょう丸(一番体力のある人)
■コメント■
一般的には、40代後半から50代半ばまでの間に更年期に入る人が多いのですが、個人差がありさまざまな症状が見受けられます。また最近では、ストレスなどから若い人にも更年期のような症状をもつケースが増えているそうです。漢方では、その人の体質にあった処方で、治療を行い、大きく分けて4つの体質、虚症、2つ、実証2つで虚弱体質から体力旺盛の人までに分けられます。西洋医学では、個人の体質によって処方が違うと言うことはありませんので東洋医学はとても身体にやさしいものだということを教えられます。自分の体質がどの組に属するかみきわめて、専門家に処方してもらいます。しかし更年期を乗り切るには、良い友達をつくったり、運動をしたり、おしゃれを楽しんだりと前向きに物事に取り組むことが大切なようです。
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