2002.09/22・発掘あるある大辞典「低インシュリンダイエット」CX
食事制限なし、運動必要なし、リバウンド無し。永田孝行氏が提唱
*消化吸収されにくい糖質を摂取
GI値:60以下の炭水化物がよい。(玄米、そば、ライ麦パンなど)
例・白米(80)フランスパン(90)ジャガイモ(90)サツマイモ(55)など。
*多くの学者による反対意見続出。
*あるある番組としての見解
基本栄養バランス:2(脂質):2(タンパク質):6(炭水化物)の中で 炭水化物の量ではなく、質を変えようというもの。 つまりカロリー制限必要。運動で基礎代謝の上昇が必要。
リバウンドは可能性あり。
■コメント■
書店の健康のコーナーに「低インシュリンダイエット」の本が数種類並んでいます。今話題のダイエット方法ですが、他の専門家の先生方の意見も伺って果たしてこの方法が有効なのか検証してみました。やはり永田孝行氏の提唱する「食事制限なし、運動必要なし、リバウンド無し」というのは問題あり。そこで「あるある番組」としての見解は、・・・@基本栄養バランス(脂質2:たんぱく質2:炭水化物6)の中でたんぱく質の質をGI値の低いものに変えようというもの。Aカロリー制限は必要。B運動をすることで基礎代謝量を上げる。Cリバウンドは可能性あり。・・・という結論に達しました。多くの疑問点が寄せられていたこの「低インシュリンダイエット」! GI値の低いもの、たとえば白米から玄米やそばに変えて食事をするのもダイエットのひとつの方法ですが、それだけではなく、他の点も気をつける必要があるようです。
2002.09/05・ためしてガッテン「ホントの疲労回復術」NHK
半年以上続く慢性的な疲れを感じている人は、3000万人。
疲労回復の効果が高いのは、ぬるめのお風呂(血行促進効果)
水分補給:汗をかくと血液はドロドロになり、疲労蓄積の原因となる。 大汗のときは、塩分が放出されるので水だけではなく塩分の補給が必要。
ビタミンC:ビタミンCは活性酸素から細胞を守り疲れを抑える。 ビタミンCの摂取は、空腹時よりも昼食と一緒のほうが効果大。
■コメント■
慢性的な疲労を感じている人は、3000万人もいると言われています。疲れの原因は活性酸素が細胞を傷つけるため。疲労回復には、水分補給、ビタミンCの補給、十分な睡眠が必要です。しかも疲れの激しい時には、塩分を含んだスポーツドリンクや野菜ジュースを摂ると血液ドロドロを解消するのに効果的。ビタミンCの補給は昼食時に摂ると効果が持続します。また深い睡眠をとるには、成長ホルモンの分泌が必要で就寝3時間前に夕食を摂るのが良いそうです。疲れているのに水分補給を怠ると血液がドロドロになり体調不良になるので注意しましょう。少しの情報を得ることで、疲労回復をより効果的に解消でき、日常生活を快適に送れることにつながります。このコーナーを大いに活用して健康な毎日を送りましょう。
2002.09/04・ゆうゆう「長生きの秘訣」NHK教育
聖路加国際病院 日野原重明先生(90歳)
生活習慣病を30年前に提唱。健康は自分の責任で!
ストレスを避けて、頭、体を使う。軽度の病気でも動くことが必要。
病気だからと安静にしていてはだめ。 精神が病むと全身に活力がなくなる。
* 人間関係が悪いとき、生き方を変え、習慣を変える。
* 常に自分の生き方を問うことが、長寿の秘訣。
■コメント■
日野原先生は、もうすぐ91歳で病院での診療、ホスピスでの治療、若い医師の教育にも力を入れ、その上講演会で全国を飛び回るという多忙な方です。時間を大切に使い、常に前向きに物事に取り組んでいます。「ストレスを避けて、頭や体を使うことが必要で病気だからと安静にするよりは、動くこと。また人間関係が悪いと自分で気がついたとき、自分の生き方を変えること。常に自分の生き方を問うことが長寿の秘訣」だそうです。より快適に過ごすために70歳以上の人々のコーラスグループを結成し、将来は病院内で患者さんのための音楽療法を制度的に確立することが課題だそうです。
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