レギュラー番組/菅原明子の「男と女のダンディズム」

●ゲスト---『女性自身』編集長・田邉浩司さん
≪放送日・2008年8月13日. 8月20日(水)23:00~23:30・ラジオ日本≫


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きょうのゲストは、女性誌の老舗である『女性自身』編集長の田邉浩司さん。同誌は創刊が1958年。今年の12月で創刊50周年を迎えるのだそうです。

歴史の長いライバル女性週刊誌はほかにもありますが、スキャンダルや芸能ニュースなどに終始せず、『女性自身』の誌面づくりから“硬派”のにおいを感じとるのはわたしだけでしょうか。

「本誌の読者の方は8割が家庭があって、お子さんがいらっしゃいます。本誌の底辺に流れているのは、「家庭を守る」というテーマなのです」。

女性週刊誌は、ジャーナリズム一辺倒でも片手落ちと、田邉さん。「世の中でこんなことが起こっている、という報道は、テレビでもできます。情報を提供するだけでなく、そのバックボーンになにがあるのかを掘り下げなければ。読んでくださることによって、夢がもてる、元気になれるような女性週刊誌であり続けたいと思います」。

こんな編集長のスピリットがあるからこそ、首都圏だけでなく全国津々浦々にわたって読者層が広がる雑誌を毎週毎週、産み出すことができるのでしょう。実は、番組ではじめてお会いしたときの田邉さんは、とても現代風でスマートなミドル男性といった、颯爽とした印象でした。ところが、お話すると、いかにも名門雑誌の編集長らしい力強い信念に支えられていることがすぐにわかります。

トークは、40年以上も続いている「シリーズ人間」や、瀬戸内寂聴さんの説法の連載、皇室関係の特集、さらには韓流スターの特集企画など、人気記事づくりの舞台裏にもおよび、たいへん楽しいひとときでした。

●放送日・2008年8月13日. 8月20日(水)『女性自身』編集長・田邉浩司さん