レギュラー番組/菅原明子の「男と女のダンディズム」

●ゲスト---日中通信社・張一帆さん(代表取締役)、胡文娟さん(常務取締役)
≪放送日・7月30日(水)・8月6日(水)23:00~23:30・ラジオ日本≫


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きょうのゲストは、日中通信社の代表取締役・張一帆さんと、常務取締役・胡文娟さんのご夫妻。ご夫妻とは、ちょうど1年前、主人が日中友好35周年として万里の長城でコンサートを開いた際、取材をしてくださったり、中国のメディアをご紹介いただいて以来のおつきあいです。

きょうは、番組初のダブルゲストとしてお越しいただきました。ご主人の張さんは、もともと中国でトップクラスのジャーナリストでしたが、1995年に日中通信社を設立。異国の地で出版社をつくり、自社のメディアを順調に軌道に乗せていく間のご苦労話もさることながら、「メディアをとおしてあまり伝わらないほんとうの中国を日本の人々に知ってもらいたい」というご夫妻の強い思いが伝わってくるトークになりました。

たとえば、5月に起こった四川大地震。
「90年代の若者は、自分のことしか考えない世代といわれていましたが、そのとき、インターネットを通じて寄付をよびかけ、ボランティアとして自ら行動を起こしたのが彼らだったのです」(張さん)。中国の国民の方々の心がひとつになった瞬間です。

日本からも緊急救援隊が駆けつけました。
「運び出される遺体に敬礼をして見送った、日本人救援隊の方々の姿にわたしたち中国人は感動しましたし、多くのことを学びました」(胡さん)。「あの救援隊のみなさんの姿を見て、わたしたちはあらためて日本人を尊敬するようになったのです」(張さん)。

政治も経済も、そして文化活動も、すべてが人の営みです。悲惨な体験をとおしてではありますが、ご夫妻が語ってくれた人の心の変化から、明るい未来の光が見えたような気がしました。

お話の続きは、7月30日(水)・8月6日(水)23:00~23:30・ラジオ日本「菅原明子の『男と女のダンディズム』でどうぞ!