レギュラー番組/菅原明子の「男と女のダンディズム」

●ゲスト---『料理通信』編集長・君島佐和子さん
≪放送日・2008年5月7日.14日(水)23:00~23:30・ラジオ日本≫


どんな情報でも、居ながらにしてインターネットで無料で収集できる時代。 「食」に関する情報は、その最たるものです。今日のゲストは、『料理通信』編集長の君島佐和子さん。 「膨大な情報が集まるインターネットにはないものを」と、日夜、取材を続けていらっしゃいます。

この月刊誌は定価980円。「“食”の情報だけなのに、読者の方はそれだけの金額を支払ってくださいます。 その分、満足していただける情報を提供しないと」。

『料理通信』の創刊は、ほぼ2年前。それまで編集長を務めていた雑誌を飛び出し、 当時の仲間全員で独立して立ち上げました。今どき、ひとつの雑誌を産み成功させるのは、大きな出版社でさえ至難の業です。その資金はどこから?

「以前からお世話になっていた公認会計士の先生が、いろんな方々に声をかけてくださったのです」。 内容に口を出さない、投資利益を求めない、スッても(元本割れしても)文句を言わないという約束で、皆さんが少しずつ出資してくださったのだそう。

「何より、“食”という、人の命に関わる情報を提供するメディアだということを から理解してくださったのが大きかったですね」。たしかにそうかもしれません。 でも、私には、食文化と真摯に向き合い、日本の食文化を創造していこうとする君島さんの姿勢こそが、 この雑誌の創刊と成功を実現させたように思えました。

お話の続きは、5月7日(水)・5月14日(水)「菅原明子の『男と女のダンディズム』でどうぞ!