今日のゲストは、この3月に創刊されたばかりの『日経ヘルス プルミエ』編集長・西沢邦浩さん。 確かな情報で読者の信頼を得た『日経ヘルス』が発信する、40~50代の女性のための健康マガジンの編集長です。
『日経ヘルス』の読者は20~30代の女性が多いそうですが、“プルミエ”として新たに同じジャンルの雑誌をつくったのは、なぜ?
「女性ホルモンが減少する年代になってくると、必要とされる健康情報が変わってくるはずと考えました」。
更年期に関するわたしの研究結果も交えながら、トークは最高潮に盛り上がりました。 この雑誌では、更年期のことを「メノポ」とよんでいます。英語の“menopause”(更年期の意味)から西沢さんがつくった言葉なのだとか。
「この時期のからだの不調を“更年期障害”っていいますね。 でも、“障害”って女性にとってすごく抵抗感がある言葉だと思うのです」。 西沢さんは、『日経ヘルス』編集長時代に “解毒”を「デトックス」とよんで広めています。
自分の雑誌が担うコアのテーマについて、人々の関心と問題意識を高めるために、みんなが親しみやすい言葉をつくり出す。 センスに溢れた素晴らしい編集者魂だと、感動しました。
お話の続きは、5月21日(水)・5月28日(水)「菅原明子の『男と女のダンディズム』でどうぞ!