今日、ゲストにお迎えしたのは、湯川れい子さん。 音楽評論や作詞、文筆、そして、日本人がまだまだ苦手な社会活動やボランティア活動と、多彩に活躍なさっています。
うかがいたいお話はたくさんあるのですが、この日は、昭和から現代に至るまで、 日本の音楽を「歌詞を綴る」という、いわば裏方の立場からリードしてきた作詞家としてのお話を中心にしました。 誰でも、知らず知らずのうちに口ずさんでしまう曲があると思いますが、そのうち何曲かは、きっと作詞・湯川れい子さんでしょう。 パイオニアとして、また、トップランナーとして、日本の現代音楽を形成していらっしゃいます。
ご自身が好きな曲のひとつは、アン・ルイスさんの『六本木心中』(1984 年)とのこと。 「女ですもの 泣きはしない」。素敵です。男性の作詞家だったら、女性はきっと泣いているでしょう。 でも、ほんとうのところは、女性は泣かない。女性だから、泣かない。
心はせつないかもしれないけれど、泣くこと・泣かないことの意味を知っているからです。 女性の魂を表現していらした、湯川さんだからこそ書いた歌詞だと思いました。
お話の続きは、4月20日(日)16:00~16:30・BS朝日「菅原明子の『一期一話』でどうぞ!